日本糖尿病学会は16日、糖尿病治療の血糖管理目標値を改定し、合併症を防ぐには血糖値「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」を7・0%未満とするなど3区分にすると発表した。
HbA1cは日本独自の「JDS」という値が使われてきたが、学会は4月から国際基準の「NGSP」に統一した。JDSより0・4ポイント高くなる。糖尿病の診断基準はJDSでは6・1%以上だが、NGSPでは6・5%以上。
新たな管理目標値はNGSPの数値。「血糖正常化を目指す」は6・0%未満、「合併症予防」は7・0%未満、「治療強化が困難な場合」は8・0%未満。6月から施行する。
従来の目標値は5区分で分かりにくいとの指摘があり、国際基準への表記統一に合わせ、見直した。学会は、HbA1cで記載する場合は、JDSではなく、NGSPを使うよう呼び掛けている。
HbA1cは、全身に酸素を運ぶ赤血球のヘモグロビンに余分なブドウ糖がくっついたもので、数値は全ヘモグロビンに占める割合を表す。赤血球の寿命は約120日間で、HbA1cは測定から1~2カ月前の平均血糖値を知る指標となる。(山陽)
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