6日付の上海紙、東方早報などによると、鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染拡大を防ぐために中国上海市が実施した食用の鳥の殺処分が一部で行われていなかったことが分かり、当局は急きょ、追加の殺処分を実施した。
中国の衛生当局は6日、同型ウイルスによる死者が31人に増えたと発表。江蘇省などで治療中だった患者4人の死亡が判明した。福建省では新たな感染者も1人判明。死者も含めた全体の感染者数は、台湾の1人を含め計131人となった。
上海市は4月上旬、市場で売られていた食用の生きた鳥を全て殺処分とした。ところが郊外の金山区の市場では、9人の販売業者が殺処分に伴う補助金が少ないとし、鳥を持ち帰って自宅で飼育していた。鳥が次々に死に始めたため、感染を疑う騒ぎとなり、発覚した。
区当局は5月4日夜、業者らから計約720羽の生きた鳥を回収した。区当局は、鳥が死んだのは感染が原因ではなく「飼育環境が悪かったせいだ」と分析している。
鳥の殺処分は、世界保健機関(WHO)の専門家も、感染拡大の防止に効果があったとして評価していた。(山陽)
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