東京電力福島第1原発事故に伴い、環境省は31日、宮城や福島など7都県で昨年10~12月に調査した河川などの水底土壌の放射性ストロンチウム濃度を発表。調査対象となった65地点のうち福島県内の3地点で、事故前に全国の土壌で測定された最大値(1キログラム当たり14ベクレル)を超えた。
最も高かったのは、第1原発がある双葉町内の農業用ため池の土壌で93ベクレルだった。南相馬市の貯水池が24ベクレル、浪江町の農業用ため池が20ベクレルだった。過去の調査で水底土壌のセシウム濃度が高かった地点を調査した。
また、福島県周辺の河川や湖沼、海域で昨年9~11月に採取した魚類や甲殻類、水性昆虫の放射性セシウム濃度の測定結果も公表。真野ダム(飯舘村)のイワナから、国が定める一般食品の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を大幅に超える5400ベクレルを検出した。
水生生物の調査は事故後4回目で、海域に比べて河川や湖沼で高い傾向だった。環境省は「全体的に減少傾向だが、一部で数値のばらつきもあり、今後も継続調査が必要だ」としている。(山陽)
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