Tuesday, May 28, 2013

石綿被害「国は精密検査を」労災認定受け遺族が会見


1月に死亡した大阪府東大阪市の元看護師高田節子さん(68)がアスベスト(石綿)の被害で労災認定されたことを受け、夫の宣佳さん(67)が27日、大阪市で記者会見し「20~30年たって発症するので妻ぐらいの年齢の人が発症する潜在性がある。国 医療現場で勤務した人への精密検査をするべきだ」と訴えた。  支援団体によると、高田さんは1983年から東大阪市の病院で勤務し、毎日ゴム手袋に「タルク」という白い粉をまぶす作業をして、粉じんを吸い込んだ。87年にタルクを原料とするベビーパウダーにアスベストが混入していることが問題となり、国の規制を受けて使われなくなった。  宣佳さんは「国はタルクの危険性を認識していたのに野放しにした」と批判。今回の労災認定には「妻は『医療関係にも労災の適用ができて、全国の看護師に道を付けられた』と言うのではないか」と話した。  高田さんは晩年、手を握るだけで痛みを感じるほどで、亡くなる直前は「後輩に教えることがまだたくさんあるのに悔しい」とこぼし、看護師としての仕事に最期まで誇りを持っていたという。(山陽)

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