国際医療ボランティアAMDA(本部・岡山市北区伊福町)は、ミャンマーの宗教間対立を受け、暴動などで家を失った人たちを受け入れる避難シェルターを同国のメティラに建設した。AMDAは「情報収集を続け、さらに拡大するようならシェルター増設など追加の支援策も検討したい」としている。
AMDAなどによると、ミャンマー国民の約9割を占める仏教徒と少数派のイスラム教徒の間で、昨年から断続的に衝突が発生。今年3月には、仏教徒のカップルがイスラム教徒の店で金の装飾品を現金化しようとしたところトラブルとなった。このカップルの男性が暴行を受けたことを発端に双方が暴徒化する大規模な衝突に発展、対立が長期化している。
このためメティラで家を失った人は約1万2千人。政府が指定した学校や寺院などに避難したが、学校については6月に始まるため、退去を迫られていた。シェルターはAMDAの現地スタッフと避難民が協力し、寺院の空きスペースなどに建設。平屋(約80平方メートル)3棟で、これまでに35世帯116人を受け入れた。
暴動は依然沈静化の兆しは見えず、ヤンゴンなど他地区に飛び火しているとの情報もあるという。AMDA社会開発機構の林裕美さん(37)は「いつでも必要な支援が行えるよう準備を整えたい」と話している。(山陽)
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