製薬大手の小林製薬(大阪市)が開発した肥満症治療の「やせ薬」をめぐり、臨床試験(治験)に参加した被験者の身長が改ざんされた疑いがあることが30日、分かった。小林製薬は結果を基にいったん製造販売許可を国に申請したが、データに疑義があるとして取り下げた。
小林製薬によると、治験は民間の支援機関に委託し、大阪市西成区の千本病院で2010年5~11月に実施。被験者の要件として、身長と体重から肥満度を算出する体格指数(BMI)が25以上35未満となるよう求めた。
治験に参加した72人のうち6人が同病院の職員で、うち4人は治験で測ったとされる身長が、10年6月の健康診断の記録よりも4・2~9・7センチ低くなっていたことが分かったという。(山陽)
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