大規模災害が起きた場合に業務をどう続けるか定めた「事業継続計画(BCP)」の作成状況を内閣府が全国調査したところ、計画を作成済みだったのは病院などの医療施設が7・1%、老人ホームなどの福祉施設は4・5%にとどまることが30日、分かった。
計画づくりの知識を持つ人材が少なく、東日本大震災以降もBCPの必要性の認識が十分広がっていないことが理由とみられる。
調査はアンケート方式で昨年10月から今年2月に実施。約660の医療施設と約600の福祉施設から回答を得た。
「作成中」または「作成予定」と回答したのは合わせて医療施設が35・9%、福祉施設が25・2%で、規模が小さい施設ほど作成率が低い傾向がみられた。「BCPを知らなかった」という回答も、それぞれ27・3%、40・9%に上った。
「作成の予定なし」と答えたのは、ともに30%弱を占めた。理由として「スキル・ノウハウがない」「法令、規制の要請がない」との項目を選んだ施設が多かった。
内閣府は「災害時にベッドや機材、代替施設を確保するため、近隣機関と連携内容を事前に決めておかないと大きな支障が出る」とBCPの必要性を指摘。計画の作成方法をまとめたガイドラインをホームページで公表しており、関係機関に役立ててもらう考え。(山陽)
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