医療事故情報を収集する日本医療機能評価機構(東京)は28日、2012年の年報を公表した。全国の約900医療機関から報告された医療事故は2882件で前年を83件上回り、05年の集計開始以降最多だった。
ただ、制度への参加が義務付けられておらず、任意で参加する医療機関からの報告は1施設当たり0・5件と極めて少なく、同機構は積極的な報告を求めた。
事故の内容では投薬量や方法の間違い、体内へのガーゼの置き忘れ、ベッドからの移動の際の転落などが目立った。因果関係は不明だが、患者が死亡したケースは216件(7・5%)、障害が残る可能性が高いケースは329件(11・4%)だった。
年報によると、大学病院など報告義務のある273医療機関からの報告は2535件で、1施設当たり9・29件。これに対し、任意で制度に参加する653医療機関からの報告は347件で、1施設当たり0・53件にとどまった。
また、医療事故とは別に、事故につながりかねない「ヒヤリ・ハット」事例の発生件数は計約69万件で、1病床当たり3・08件だった。(山陽)
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