幼稚園から高校3年の全学年で、標準体重より20%以上重い「肥満傾向」の子どもの割合が2年連続で10%を切ったことが13日、文部科学省の2013年度学校保健統計調査(速報値)で分かった。全国的にはスリム化が続いているが、昨年度調査で割合が増えた福島県はほぼ横ばいだった。
文科省は「子どものダイエット願望が背景にあり、福島では東京電力福島第1原発事故後、運動不足になっていることが一因」とみている。
各学年の全国平均は現在の算定方式となった06年度より0・4~2・4ポイント低下。初めて全学年10%以下となった昨年度との比較でも小1、中1、高1、高3はさらに低下した。平均身長は男女ともピーク時とほぼ同じだが、平均体重は減少傾向でスリム化を裏付けた。
ただ、男女別に見ると、女子は最高の小6が8・7%だったのに対し、男子は小5~中1と高校生で10%を超えた。
福島県では、昨年度より小5が2・7ポイント増の16・7%、中2が3・6ポイント増の13・3%となるなど上昇したが、低下した学年もあり、ほぼ横ばい。
文科省は「福島県もさまざまな取り組みをしているが、まだ目立った改善はできていない。長期的にやる必要がある」と指摘している。
また、裸眼視力が1・0未満の高校生の割合は過去最高の65・8%となった。中学生52・8%、小学生30・5%で、いずれも過去2番目。0・3未満は、小学生8・4%、中学生25・2%、高校生33・4%で、いずれも過去最高だった昨年度をわずかに下回った。
文科省は「テレビゲームやパソコンに加え、スマートフォンの普及で画面を見る機会が増えたことが影響したのではないか」とみている。(山陽)
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