瀬戸内海の島々を巡回する日本唯一の診療船「済生丸」の新船(180トン)の就航披露式が10日、岡山市の港で開かれた。老朽化のため昨年11月に引退した3代目に代わり「済生丸100」として、15日から岡山県の笠岡諸島で診療を始める。
済生丸は、全国で病院や社会福祉施設を運営する「済生会」が1962年から運航。岡山、広島、香川、愛媛各県の島々で、年間約1万人が検診や診療に利用している。
新船は約6億6千万円かけて建造した。高齢者のため、エレベーターを設置して床もバリアフリー化した。乳がん検診ができるマンモグラフィーや糖尿病検査機器も搭載している。
披露式には関係者約100人が参加。船内も公開された。岡山県済生会の岩本一寿業務担当理事は「島民が済生丸を待っている。資金面などで廃止の話も出たが、造れて良かった」と話した。(山陽)
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