Sunday, November 13, 2011

冬の心筋梗塞、東北は特に注意を

風呂温度低めに
 10月~4月の冬場に心筋梗塞による心停止が増えることが、国立循環器病研究センター(大阪府)による総務省消防庁の統計データの解析で分かった。同センターの峰松一夫副院長は「東北地方は震災の影響で食生活が乱れ、高血圧の方が増えている。寒さが厳しい上、居住環境が不十分な場合もあるので、特に注意してほしい」と注意を呼び掛けている。
 同センターは対策として「脱衣室と浴室を暖かく」「風呂の温度は低めに(38~40度)」「起床時にコップ1杯の水を補給」「禁煙する」などの10項目を挙げている。
 同センターは2005~08年の4年間に全国で救急搬送された心肺停止患者のデータを解析。心筋梗塞による10万人当たりの月別心停止発症率は10月の35人から増加し始めて1月には51人に達し、その後減少するものの、39人の4月ごろまで高い値が続いた。最も低い7月は31人だった。
 冬は、暖かい部屋と寒い部屋や、屋外との温度差が激しく、血圧が大きく変動するのが原因。起床直後や入浴時に心筋梗塞が起きやすく、特に高血圧の人は注意が必要という。
(山陽)

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