福島で甲状腺の巡回検査始まる、各地で受診可能に
東京電力福島第1原発事故を受け、福島県が18歳以下の子ども約36万人を対象に進める甲状腺検査のうち、医師らが県内を巡回して実施する検査が14日、同県川俣町で始まった。これまでは県立医大病院(福島市)のみで実施されていたが、今後は県内の各地で順次、検査が受けられるようになる。
この日は川俣町の保育園などに検査機器を持ち込み、園児ら計約260人を検査。県立医大のほか、専門学会などを通じて応援に加わった東北大や筑波大、大分県別府市の野口病院の医師らが実施する。
超音波を使い、のどの近くにある甲状腺の断面画像や大きさを記録。データを持ち帰り複数の医師で診断、結果は約1カ月後に郵送で通知する。
巡回検査は避難区域に指定された市町村の子どもたちで先行して進め、その他の地域についても2014年3月を目標に一巡させる。県外に避難した子どもたちについては、避難先で受診可能な医療機関を指定する。
甲状腺検査は10月9日に開始。11月13日までに、先行的に対象となった飯舘村、浪江町、川俣町山木屋地区の子どもたち計4908人中、3765人が受診した。(山陽) Tweet

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