Thursday, March 29, 2012

非メタボでもリスクで指導

厚労省、13年度から強化
 中高年向けの国のメタボ健診の在り方を見直す有識者による厚生労働省の検討会は28日、腹囲などの体形が通常範囲の“非メタボ”の人でも、高血圧や高血糖など生活習慣病につながるリスクがあれば保健指導を強化する方針を決めた。13年度にも始める。
 現行の制度は、腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上か、体重(キログラム)を身長(メートル)の2乗で割った体格指数(BMI)が25以上の内臓脂肪型肥満で、高血圧などのリスクが重なる場合、医師や保健師などが面談や電話などにより食事や運動といった生活習慣の改善を促す「特定保健指導」の対象になる。非メタボの人への指導は市町村などの実施主体によりまちまちで、検討会はリスクを放置してはならないと判断。健診で分かったリスクの程度に応じてきめ細かく対応することで合意した。具体策は今後議論する。
 また、血液検査などの結果判明には時間がかかるが、たばこの習慣の有無と血圧はすぐに分かるため、健診当日にも喫煙や血圧に対する指導を充実させる。
 検討会では、腹囲が基準になっていることに、「国際的な動向と異なる」「受診意欲が薄れる」などと見直しを求める意見が出たが、当面は継続し、データを集めて検証することにした。(山陽)

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