京都で500ミリシーベルト超も、放射性物質、拡散を予測
京都府は23日、関西電力高浜原発(福井県高浜町)で事故が起きた場合の放射性物質の拡散予測図を公表した。舞鶴市などで内部被ばくの積算線量が24時間で500ミリシーベルトを超えた。
原発から半径30キロ以上の京都市右京区や亀岡市でも50ミリシーベルトを超え、山田啓二知事は「予想以上に帯として拡散していて驚いた。広範囲に対策を講じる必要があり、防災計画で検討していく」と話した。
原子力施設で事故が起きた場合の放射性物質の広がりを予測する、文部科学省の緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)を使い、システムを運用する「原子力安全技術センター」に委託して、算出した。
昨年1年間、最寄りの小浜観測所(福井県小浜市)が観測した気象データを活用し、排気筒から10時間かけて10ベクレルのヨウ素やセシウム137が放出されたとの事態を想定。月別に最も出現頻度の高い風向きや風速を考慮し、8パターンの飛散状況を調べた。
結果はセンターが管理、運営する「環境防災Nネット」や京都府のホームページで公開する。(山陽) Tweet

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