Sunday, March 18, 2012

昨年の食中毒死9年ぶり10人超、O157などが原因

2011年の食中毒による死者は11人で、02年以来9年ぶりに10人を上回ったことが17日、厚生労働省の集計で分かった。ゼロだった09、10年から急増。O157などの腸管出血性大腸菌が原因で死亡した人は7人に上った。
 厚労省の担当者は「腸管出血性大腸菌による食中毒は重症化しやすいことが、あらためて浮き彫りになった。対策を強化したい」としている。
 厚労省は各地の保健所からの食中毒報告を、都道府県を通じて毎年集計。02年以降の死者は、宇都宮市の高齢者施設と病院で集団食中毒(計9人死亡)があった02年が18人、03~08年は4~7人で推移していた。
 11年は神奈川、富山、石川、福井の4県で4月に発生した焼き肉チェーン店の集団食中毒で181人が発症、6歳男児ら5人が死亡した。
 5月には山形市の菓子製造業者の団子やかしわ餅で287人が発症し、80代男性が死亡。千葉市で8月、高齢者施設の食事が原因で入所者の87歳女性が亡くなった。
 この3件の食中毒で死亡した7人は腸管出血性大腸菌O111またはO157が原因と判断された。
 このほか沖縄県の8歳男児、同県の87歳女性、宮崎県延岡市の70代女性が、サルモネラ菌による食中毒で死亡。愛媛県今治市の63歳男性は、自分で調理したフグの中毒で亡くなった。(山陽)

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