点滴中も安全に車いす、岡山大病院が器具開発
点滴中の患者が車いすを使って移動する際、輸液パックをぶら下げた点滴棒を倒さないように、いすと棒をつなげて固定するパイプ型の器具を岡山大病院(岡山市)などが開発した。
取り付けも簡単で、現場の看護師らは「通路の段差やエレベーターに乗るときの隙間で点滴棒が倒れる心配がない」と期待している。
器具は「ナースキャッチ」。56~98センチに伸縮するスチール製のパイプで、一方を車いすの肘掛けに固定し、もう一方にある開閉式の金具で点滴棒を挟み、ピンで留める仕組み。ワンタッチで取り付けられ、かかる時間は20秒程度。
これまでは、輸液パックやポンプなどの機械を数分かけて車いすに付け替えて金具で留めるか、患者が両手両足で点滴棒を支え、看護師が車いすを押していた。
現場から「患者が点滴棒を支えると前傾姿勢になり負担」などの声が相次ぎ、岡山市の機械製作会社「メカニカルサポート」と2年がかりで開発した。価格は1万3500円(税別)。(山陽) Tweet

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