Friday, August 24, 2012

胆管がんで9月上旬に検討会設置、厚労省、労災認定に道筋


印刷会社の従業員らに胆管がんの発症が相次いでいる問題で、労災申請を受け付けたケースについて認定の可否を判断する検討会を、厚生労働省が9月上旬に設置する方針を固めたことが23日、分かった。  検討会は非公開で、メンバーは医師や化学物質の専門家など8人程度。早ければ年度内にも判断を示し、早期救済に向け道筋をつけたい考えだ。  通常の労災認定の可否は全国の労働基準監督署が判断するが、アスベスト(石綿)や放射線被ばくなど、判定が難しい事例では検討会が設置されている。  厚労省によると、大阪市の従業員ら計18人が労災申請しており、うち11人がすでに死亡。時効を迎えたケースも申請されている。  大阪市の校正印刷会社「サンヨー・シーワィピー」以外に宮城や東京、石川、静岡の各都県でも発症が確認されており、発症者は計24人(うち死亡14人)に上る。  発生原因については、大阪市立大の教授らが今月中旬から疫学調査を開始。発症との関連が疑われている化学物質への暴露量や、正確な発症者数などを明らかにする。  会社側は7月末に記者会見し「(会社での作業と発症との因果関係は)断定できない。国の調査結果を待ちたい」としている。(山陽)

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