厚生労働省は28日、2013年度予算の概算要求で予算が重点配分される特別枠に、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った再生医療や創薬研究をはじめ革新的な医薬品や医療機器を世界に先駆けて開発する「医療イノベーション」など9分野、計1千億円規模を盛り込む方針を固めた。
医療イノベーションには数百億円を計上する方向で調整。最新の医療環境を整備するとともに、がん治療の新薬など医薬品や医療機器の開発スピードを上げ、関連市場の活性化や経済成長への貢献を目指す。
時間がかかりすぎると批判のある臨床試験についても期間を短縮するため、大規模な臨床試験を効率的に実施する「臨床研究中核病院」の整備も拡大する。
地域医療では、在宅医療の充実や、ドクターヘリなどの運航態勢強化を通じたへき地医療の支援などに約100億円を充てる。
認知症対策として、患者の地域生活に向けた医療、介護サービスの拡充に数十億円を使う。
がん対策では、患者の就労支援を充実。死亡率が上昇している乳がん、子宮頸がん検診の受診率を向上させる。
障害者の生活を支える人材育成のほか、子育て支援では休日や夜間でも一時預かりが可能な保育所の整備も図る。
生活困窮者関連では、さまざまな相談に応じ住宅確保や就労を支援する総合相談窓口のモデル事業を実施する。
(山陽)
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