Sunday, August 26, 2012

放射線被害、「予防は核廃絶」、核戦争防止国際医師会議


IPPNW世界大会で開かれた放射線の健康への影響を話し合う講演会=25日午後、広島市中区  広島市で開催中の第20回核戦争防止国際医師会議(IPPNW)世界大会で25日、放射線の健康への影響を話し合う講演会があり、被爆者らの放射線医療を専門とする医師らが「健康影響を未然に防ぐ1次予防は核兵器廃絶だ」と呼び掛けた。  講演では、広島と長崎の被爆者を調査する日米共同運営の研究機関「放射線影響研究所」(広島市、長崎市)のロイ・ショア副理事長(71)が「被爆者は、ほとんどすべての固形がんで発症リスクの上昇がみられる」というこれまでの研究結果を強調。その上で「放射線は医療での有用性もあり、悪影響とのバランスを慎重に考える必要がある」と指摘した。  広島大の鎌田七男名誉教授(75)=血液内科学=は、原爆投下当日と翌日に広島市内に入った人は残留放射線の影響で白血病の高い発症がみられたとの研究を発表した。  放影研の児玉和紀主席研究員(64)は「さまざまな健康調査から被爆者は生涯にわたりがんや白血病の発症リスクが続くことが分かってきた。このような影響を防ぐには核兵器廃絶しか答えはない」と締めくくった。(山陽

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