Sunday, November 04, 2012

子どもの甲状腺、長期に見守って、福島で説明会


東京電力福島第1原発事故で福島県の子どもの甲状腺を検査している福島県立医大が4日、同県郡山市で開いた説明会に保護者ら約100人が参加した。専門家は「甲状腺がんの特徴を理解して、子どもを長きにわたって見守ることが重要だ」と指摘した。  検査を担当する鈴木真一教授が超音波検査を実演し、悪性になると甲状腺がんになるしこりや袋状の嚢胞について説明。鈴木教授は「甲状腺がんは他のがんと比べ、死亡率は低く、進行も若い人ほど遅い」と理解を求めた。  質疑では「安心、安全と聞くと逆にストレスがたまる」「保護者と県の間に心情的乖離がある。情報を公開して、不安を解消する手だてを検討してほしい」などと県や医大への不満が相次ぎ、予定の2時間を約1時間延長した。  福島県富岡町から栃木県那須塩原市に避難中の吉田孝子さん(56)は「子どもががんになるリスクを減らす具体的な方法を聞きたかったが、そのやりとりはなく残念だった」と話した。 (山陽)

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