Saturday, March 02, 2013

食中毒、馬肉はアルゼンチン産、石川の焼き肉店


石川県にある別系列の二つの焼き肉店で馬肉ユッケなどを食べた男女5人が食中毒症状を訴え、4人から腸管出血性大腸菌O157が検出された問題で、馬肉はアルゼンチン産だったことが1日、出荷元の食肉加工業者への取材で分かった。  石川県などによると、長野県飯島町の馬肉専門の加工業者がユッケ用にカットした生肉を出荷し、焼き肉店は卸業者を通じて仕入れていた。長野県は、石川県の依頼を受け加工業者の衛生管理状況などを調べている。  この加工業者によると、馬肉をアルゼンチンから輸入後、飯島町の加工場で厚生労働省の基準に沿って処理し、小分けして真空パックで出荷していた。自主的な検査を実施し、過去に食中毒被害を出したことはないという。  二つの焼き肉店の一つを経営する「こげたん」(石川県津幡町)は1日、取材に「他の店でも被害が出ている。店内では手でほとんど肉に触れない」とし、卸業者と食肉加工業者に損害賠償を求め、提訴を検討していることを明らかにした。(山陽)

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