国立感染症研究所の8日の発表によると、今年の全国の風疹患者数が4月28日までに累計5千人を超えた。過去5年で最多だった昨年1年間の倍以上になっており、厚生労働省は免疫を持たない人が多い20~40代を中心にワクチン接種の検討を呼び掛けている。
風疹は感染症法に基づきすべての患者が報告される。4月22~28日の新規患者数は526人で、年初からの累計は5442人となった。昨年は計2392人だった。
4月に入ってからの新規患者は毎週500人超の高水準が続いている。4月22~28日の週について都道府県別では大阪(135人)、東京(124人)、神奈川(61人)、兵庫(43人)の順に多かった。
妊娠初期の女性が風疹に感染すると赤ちゃんに心臓疾患や難聴といった「先天性風疹症候群(CRS)」が起こる恐れがある。だが厚労省によると、適齢期の20~40代は過去のワクチン接種率が低かったことなどから、男女ともに約15%が十分な免疫を持っていないとみられるという。
厚労省の担当者は「免疫を持っているかどうか不安な人は積極的に予防接種を検討してほしい」と話している(山陽)
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