Friday, June 21, 2013

若者にも痛風リスク遺伝子変異で22倍


体から尿酸を排出する働きに関係する遺伝子に変異があると、20代以下と若くても痛風を発症するリスクが最大約22倍高まることを、防衛医大(埼玉県)や東京大、東京薬科大などのチームが突き止め、18日付の英科学誌に発表した。  防衛医大の松尾洋孝講師は「痛風は『ぜいたく病』といわれるが、遺伝子の影響も大きい。遺伝子検査でリスクの高い人が分かれば予防につながる」としている。  痛風は、血中の尿酸濃度が高まって発症し、激しい関節痛を起こす。チームは、尿酸を腸から体外に出すのに関わる遺伝子「ABCG2」に着目。この遺伝子は、日本人の約半数で変異があるとみられ、変異の度合いと病気の関係を調べた。  痛風の男性705人と健康な男性1887人を調査。複数の変異があり遺伝子の働きが大幅に落ちている人は、変異のない人と比べ、20代以下で発症するリスクが22・2倍高いとの結果になった。日本人の1%程度が該当するという。  この遺伝子の働きが半分の人は15・3倍、少し働きの下がった人も6・5倍リスクが高かった。  患者のうち、働きが大幅に落ちている人は平均38・2歳で発症し、変異のない人より6・5歳若かった。  ABCG2遺伝子の変異に関しては、既に民間で検査事業が始まっており、医療機関などを通じて検査可能という。(山陽)

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