Thursday, November 21, 2013

テレビ長時間、脳に悪影響子ども追跡調査で東北大


東北大加齢医学研究所の川島隆太教授(脳科学)らの研究グループは20日、子どもが長時間テレビを見て生活すると、脳の発達や言語能力に悪影響を及ぼすとの研究結果を発表した。200人超の追跡調査で脳への影響を明らかにし、論文が英国の神経科学雑誌に採択された。  調査は2008年7月~09年4月、宮城県の5~18歳を対象にテレビの視聴時間や家庭環境を調べ、脳画像の解析や知能テストを実施。3年後、そのうちの216人を追跡調査した。  その結果、テレビを長時間見た子どもの方が脳の成長が遅い傾向が出た。脳は神経細胞の接続を3歳ごろから減らすことで成長するが、その減少傾向が鈍かった。  言語能力の発達に負の影響が出た一方、動作能力への支障は見られなかった。  これまでも論文などで、テレビの長時間視聴が読書力や注意力に影響すると指摘されており、04年には日本小児科学会が乳幼児のテレビ視聴について注意を呼び掛ける報告をまとめている。  川島教授は「長時間の視聴には、より一層注意が必要。子育て中の世代に、生活習慣を考え直すきっかけにしてほしい」と話している。(山陽)

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