予防接種に関する厚生労働省の専門部会は18日、複数回の接種が必要な日本脳炎などのワクチンの接種間隔の条件を緩和することを了承した。対象のワクチンは、2回目以降の接種が規定の時期より遅れても事実上無料となる。
新たなワクチン導入などで過密化している接種スケジュールに配慮した。
対象となるのは、国が定期接種の対象として勧奨しているワクチンのうち、日本脳炎、4種混合、インフルエンザ菌b型(ヒブ)、小児肺炎球菌など。
定期接種は、接種年齢が決まっており、「6日から28日までの間隔をおいて2回」(日本脳炎)のように接種の間隔が規定されている。
定期接種の対象ワクチンは費用を自治体が負担するため通常は無料で受けられる。しかし、この接種間隔が規定より空いてしまった場合、発熱などのやむを得ない場合を除き、自己負担でワクチン接種を受けなくてはならなかった。
専門部会は国内外の症例を検証し、接種間隔が規定よりも長くなっても、有効性や安全性が損なわれることはないと判断。今後、厚労省予防接種・ワクチン分科会に諮り、予防接種法に基づく実施規則などを改正する。
厚労省は「ワクチンは治験などで最も適切と考えられる接種期間が規定されている。基本的にはスケジュール通りに接種してほしい」としている。(山陽)
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