マダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」のウイルスが、これまで患者の報告例がある西日本だけでなく、北海道や東北、関東で採取されたマダニからも見つかったことが25日、厚生労働省研究班の調査で分かった。
厚労省は「全国に広く分布していると考えられ、草や木の多い場所に入る際は肌を出さないよう注意してほしい」と呼び掛けている。
研究班が26道府県で植物やシカに付着したマダニを調べたところ、これまでに患者が報告されている9県のほか、北海道、岩手、宮城、栃木、群馬、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、三重、滋賀、京都、和歌山の14道府県でウイルスが確認された。
またシカの血液を調べたところ、患者報告のない宮城、長野、静岡、三重、滋賀、京都、和歌山、福岡の8府県でも、ウイルスの感染歴を示す抗体が確認された。
SFTSはウイルスを持つマダニにかまれることで感染し、発熱や嘔吐、下痢などを発症。白血球や血小板の減少もあり、重症化すると死亡することもある。これまでに近畿、中国、四国、九州など、西日本の13県で53人の患者が報告され、うち21人が死亡している。(山陽)
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