厚生労働省の医薬品第2部会は4日までに、感染力が強く重症化しやすい新型インフルエンザの発生に備え、新しい抗インフルエンザウイルス薬を条件付きで製造販売してよいとする意見をまとめた。厚労省は3月にも正式に承認する見通し。
薬は富山化学工業(東京都新宿区)が「T―705」の名称で開発した「アビガン錠(一般名ファビピラビル)」。細胞内でウイルスの複製を阻害し、増殖を防ぐ。既存の薬とは作用の仕組みが異なるため、ほかの薬に耐性のあるウイルスにも効果が見込まれ、タミフルなどが効かない新型インフルエンザ発生時にだけ出荷できる。
一方で有効性の検証が不十分で、厳格に流通管理することや、効果や安全性を確認する追加の臨床研究を出荷までに実施することなどを求めた。
日本国内では現在、タミフルやリレンザなど4種類の抗インフルエンザウイルス薬が主に使われている。(山陽)
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