兵庫県尼崎市は16日、市内に住む30代の夫婦が、自宅で有毒植物のスイセンをニラと間違えて調理し、食中毒になったと発表した。2人は嘔吐などを訴えたが軽症で、既に回復している。
市によると、スイセンは葉がニラに、球根がタマネギに似ており、下痢や頭痛を引き起こす有毒物質が含まれている。
4月以降、茨城県常総市や愛知県日進市で、スイセンなどのヒガンバナ科の有毒植物をニラと間違え、食中毒となるケースが相次いでいる。
尼崎市保健所によると、岡山市の実家の庭で栽培中にニラの畑にスイセンが混在したとみられる。夫婦は送られたニラとスイセンを14日の夕食に炒め物として調理。診療所が15日未明、市に連絡した。(山陽)
0 Comments:
Post a Comment
<< Home