Tuesday, April 08, 2014

豚流行性下痢、茨城でも 関東で拡大


栃木県と茨城県は7日、それぞれ県内の養豚場1カ所で「豚流行性下痢(PED)」の疑いがある豚が見つかったと発表した。栃木県の78頭が死んだ。PEDの疑いが出たのは茨城県で今年初めてで、関東地方でさらに広がった。  栃木県によると、約5万3千頭を飼育する養豚場で6日、約1300頭に下痢などの症状があった。死んだ豚3頭を含む5頭の便を検査し、ウイルスの陽性反応を確認。確定診断を進める。県内では4月、別の養豚場でもPEDの疑いがある豚が発見された。  茨城県によると、約1万頭を飼育する養豚場で6日までに子豚約900頭に嘔吐や下痢の症状が出た。検査では3頭から陽性反応があった。死んだ豚はいない。  また群馬県は7日、PEDの疑いがあった県内2カ所の養豚場の豚について、確定検査で感染を確認した。群馬県では今年、子豚約1360頭が発症し、うち294頭が死んだ。(山陽)

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