Wednesday, November 16, 2011

未承認ワクチン輸入開始、ポリオ予防接種で神奈川県

神奈川県の黒岩祐治知事は16日の定例記者会見で、ポリオ(小児まひ)の予防接種で現行の生ワクチンより安全性が高い未承認の不活化ワクチンの輸入手続きを始めたと発表した。県立こども医療センターの医師らの名義で計1200本を個人輸入し、12月中旬の接種開始を目指す。
 県によると、接種費用は自己負担で1回6千円かかり、当面は県内3カ所の保健福祉事務所で実施する方針。黒岩知事は「無料でやりたいが、国が承認をしないからできない。承認すれば解決する問題だ」と批判した。
 今月中に郵便はがきで予約の受け付けを開始する。予約の申込先や接種場所は近く発表する。対象は県内在住の乳幼児に限定する。
 現在承認されている生ワクチンはごくまれにまひの副作用が生じるため、厚生労働省は副作用の危険性が低い不活化ワクチンを来年度末にも導入する予定。神奈川県は先行して独自に輸入し、希望者に提供する方針を10月に表明していた。小宮山洋子厚労相は「不安をあおり、結果として生ワクチン接種を控える人が増える」と批判している。(山陽)

0 Comments:

Post a Comment

<< Home