Wednesday, November 16, 2011

サバ缶詰から微量セシウム、環境保護団体の店頭調査

環境保護団体グリーンピースが、大手スーパー5社の東北から関東にかけての15店舗で10月以降に購入した魚介類や加工品計75点の放射性物質を調べた結果、27点から微量の放射性セシウムが検出されたことが16日、同団体への取材で分かった。検出された商品には原材料の産地表示義務がない缶詰も含まれていた。
 同団体による店頭調査は、9月から10月に実施した前回に続き2回目。今回は、横浜市のスーパーで買った北海道産マダラの1キログラム当たり47・3ベクレルが最高で、いずれの商品も国の暫定基準値(同500ベクレル)は下回った。
 グリーンピースによると、缶詰は福島県いわき市のスーパーで購入した国産サバの水煮で、検出値は同4・6ベクレルだった。
 消費者庁によると、国内で缶詰に加工される魚介類の産地表示を義務付ける法律はない。業界団体によると、水煮の缶詰に使われるサバは、生のまま加工される場合もあれば、いったん冷凍保存してから加工される場合もあるという。
 北海道産マダラに次いで数値が高かったのは茨城県土浦市で購入した岩手県産マダラの同39ベクレル。
 グリーンピースは「東京電力福島第1原発事故から時間が経過するにつれ、食物連鎖の上位の魚に放射性物質が濃縮されている恐れがある」と分析している。(山陽)

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