Sunday, April 01, 2012

100ベクレル超8県で421件

1~3月のセシウム検査 
 肉や魚、野菜などの一般食品は1キログラム当たり100ベクレルなどとする食品中の放射性セシウムの新たな基準値が4月1日から施行される。厚生労働省のまとめで今年1月以降、自治体などの食品検査で100ベクレルを超えたのは、福島など8県で計421件あったことが判明。同省はこれらの食品を特に重点的に検査するよう8県に要請した。
 厚労省によると、8県は福島のほか、岩手、宮城、山形、茨城、栃木、群馬、千葉。1月から3月21日までの検査結果をまとめた。421件のうち約8割が水産物で、残りは原木シイタケのほか、イノシシやキジなど野生動物の肉類。シイタケ以外の野菜類はほとんどなかった。
 100ベクレルを超えた件数が最も多かったのは福島県で52品目285件。次いで茨城県(16品目36件)、栃木県(8品目29件)の順。
 水産物には海の魚だけでなく、イワナやヤマメなどの川魚もあった。水産物の割合が高いことについて厚労省は「魚は種類が多い上、福島や茨城では特に検査に力を入れているためではないか」と分析している。
 福島県では地元漁協が操業を自粛し、魚は出荷していない。茨城県では1キログラム当たり50ベクレルを超えた魚の出荷を自主規制する独自基準を設けている。(山陽)

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