Sunday, July 15, 2012

病気で入院、高知最多、「医療充実」と政策投資銀


人口10万人当たりの病気による入院患者数を都道府県で比較すると、高知県が2186・3人と最も多いことが14日、日本政策投資銀行の推計で分かった。高知県は人口10万人当たりの医師数や病床数もトップで、政投銀は「治療を受けられる態勢が充実しているからではないか」としている。  調査は、厚生労働省の2008年患者調査と総務省の人口推計などを基に作成した。病気による入院患者数が最も少ないのは神奈川県の705・4人で高知県との差は3・1倍に達している。  高知県に続き入院患者数が多いのは、鹿児島、長崎、熊本、山口の各県で、いずれの県も医師数や病床数で全国上位となっている。  一方、65歳以上の割合である高齢化率が28・8%と最も高い島根県の入院患者数は1420・7人と全国14位で、政投銀は「高齢化率と患者数の相関関係は必ずしも一致しなかった」としている。  疾病別の入院患者数のトップと最下位を比べると、がんは石川県と沖縄県で2・1倍、糖尿病は山口県と山形県で4・9倍、心筋梗塞は長崎県と神奈川県で3・1倍、脳卒中は高知県と千葉県で4・1倍の差があった。  政投銀は17日に出版する「医療経営データ集」で、詳しい調査結果を公表する。(山陽)

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