元従業員らに胆管がんが相次いだ大阪市の校正印刷会社「サンヨー・シーワィピー」の作業場について、厚生労働省などが調査した結果、場所によって原因と疑われる化学物質にさらされる濃度に偏りがあった可能性が高いことが31日、分かった。
厚労省は、9月6日に初会合が開かれる胆管がんの労災認定をめぐる検討会に、この内容を報告する。
実験をした独立行政法人労働安全衛生総合研究所が報告書をまとめ、31日記者会見した。担当者は「従業員の作業内容や配置によっては、予測を上回る濃度の化学物質にさらされていた可能性がある」と指摘した。
報告書によると、離れた場所に設置された印刷機で、2人の従業員がそれぞれ同じ洗浄作業を同じ回数したところ、片方の従業員の暴露濃度がもう1人の約2倍になった。
原因と疑われる化学物質は「ジクロロメタン」と「1、2ジクロロプロパン」で、インキの洗浄剤に含まれていたとされる。(山陽)
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