Wednesday, September 05, 2012

京大病院で院内感染1人死亡、3人に耐性菌


京都大病院(京都市左京区)は4日、生体肝移植を受けた入院患者3人から多剤耐性緑膿菌を検出し、このうち40代の女性が菌の感染が原因とみられる肺炎で、8月29日に死亡したと発表した。  残る2人のうち、10代の女性は感染による敗血症で治療中。病状は重いという。60代の女性は感染症を発症していない。3人は同一の遺伝子を持つ菌を保有しており、院内感染とみている。  一山智副病院長は記者会見で「患者や社会の皆さまに迷惑をおかけし、おわびする」と謝罪。病院は4日、京都府警川端署に届け出た。移植手術で感染が広がった可能性もあるとして、成人の脳死、生体肝移植手術を見合わせている。  病院によると、患者3人は5月に肝胆膵・移植外科に入院、生体肝移植手術を受けた。3人のうち2人が一時期、同じ病室になることもあった。術後の検査で、死亡した女性は6月、残り2人は8月に保菌が判明した。  病院は菌が検出された患者2人を別の病室に移すなどして、感染拡大を防いでいる。  死亡女性は、入院前から特定の抗生物質に耐性を持つ菌を保有しており、病院は「この菌が多剤耐性菌に変化した可能性がある」としている。  京大病院では2004年にも、多剤耐性緑膿菌による院内感染が起き、患者が死亡した。(山陽)

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