Thursday, September 06, 2012

沖合でセシウム4分の1に、連続観測で海底土調査


東京大生産技術研究所などは6日、茨城、福島両県沖で、東京電力福島第1原発事故で海に流れ出たとみられる海底土の放射性セシウム濃度を初めて海岸周辺から連続的に計測、茨城県沖では約13キロまで進むと濃度は海岸周辺の4分の1まで減ったと発表した。  沖合数キロから数十キロの海底を単発的に測る従来の方法と違い連続的に濃度変化を捉えることで、局地的に濃度が高いホットスポットの発見や台風や海流の影響による分布変化の解明につながることが期待される。  浦環・同大教授は「海底にたまった放射性物質が魚介類にどう影響するか調べるための道具となる。データがなければ対策も立てられず、国は組織的に調査すべきだ」と話している。  浦教授らは8月中旬、茨城県北茨城市と福島県いわき市の沖合で調査。測定装置を水深85~140メートルに沈め、船でえい航しながら観測した。  北茨城市沖では海岸周辺の放射性セシウム137の濃度は1キログラム当たり約200ベクレルだったが、約13キロ沖合に進むと4分の1になった。いわき市では海岸に沿って2キロにわたり海底土を調査したが、濃度はほぼ一定だった。(山陽)

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