Monday, October 01, 2012

漬物の衛生規範改正案示す、「殺菌なし」施設が76%


白菜の浅漬けを原因とする北海道の腸管出血性大腸菌O157の集団食中毒を受け、厚生労働省は1日、浅漬けの原材料の消毒に塩素系溶液を使用することなどを明記した漬物の衛生規範の改正案を、薬事・食品衛生審議会部会に示した。  部会で了承されれば10月中にも改正する方針。1981年に定められた規範の全面改正は初めて。  厚労省は、全国の浅漬け製造施設約2200カ所を対象に自治体が実施した立ち入り調査で、殺菌を実施していないか、実施記録がない施設が全体の76%を占めたとの中間報告も明らかにした。  改正案は、浅漬けの製造には加熱工程がなく十分な殺菌ができないため「原料から製品まで一貫した衛生管理が必要」と指摘。塩素系溶液による殺菌のほか、浅漬けの原材料は低温(10度以下)で保存し、飲料水を使い流水で十分洗浄することなどが盛り込まれた。  現行規範は、製造施設内の排水溝や手洗い設備は図面付きで細かく規定している一方、原材料の消毒方法は具体的に示していない。  北海道の集団食中毒では、これまでに8人が死亡している。(山陽)

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