Thursday, October 18, 2012

早期母子接触との混同やめて、カンガルーケアで関連学会


出産直後に分娩室で母親に赤ちゃんを抱かせる早期母子接触が「カンガルーケア」と混同されているとして、日本周産期・新生児医学会など関連8団体は17日、カンガルーケアという呼び方を新生児集中治療室(NICU)での接触に限らせるべきだとする要望書を厚生労働省に提出した。  8団体によると、カンガルーケアは本来、NICUに入院中の赤ちゃんに、母親と接触する機会を持たせて健康状態を安定させたり絆を強めたりする行為を指す。しかし、分娩室での接触も「カンガルーケア」として広がっている実態がある。  NICUでは医療スタッフによる観察が行われるため問題は少ないが、分娩室などで不適切に接触が行われ、呼吸困難になって障害が残るなどのトラブルが起きている。同学会の要望は二つの行為を明確に区別し、医療現場での処置の混同を避ける狙いがある。  同学会の久保隆彦副理事長は「早期母子接触は、正しく実施されるならば医学的に推奨される行為だ」と説明。医師や助産師らは手引書を参考に、(1)事前に母親の意思を確認する(2)担当者が付き添う(3)新生児の呼吸数や心拍数などを記録する―などの対応を徹底してほしいと訴えている。 (山陽)

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