アスベスト(石綿)の健康被害を研究する立命館大(京都市)の研究グループが、阪神大震災の復旧作業に従事した建設労働者に実施したアンケートで、回答者の20人に1人の割合で石綿特有の疾患を発症していたことが9日までに分かった。
調査は立命館大のアスベスト研究グループが昨年11~12月に実施。京阪神在住の建設労働者128人が回答した。
復旧現場で建物への吹き付け石綿を「触ったことがある」「見たことはある」と7割が回答。「石綿の危険性を知っていた」と半数以上が回答したのに対し、「防じんマスク」の使用は18%程度にとどまった。
現在、6人が石綿関連の呼吸器疾患の所見があると回答した。
研究グループは、復旧作業に従事したことで健康被害のリスクは高まっていることが考えられるとし、東日本大震災のがれきを扱う復旧作業でもリスクが伴うことが想定されるとしている。
(山陽)
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