鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染者が日本で出た場合は「重症化が懸念される例では、タミフルの服用量や期間を2倍にすることを推奨する」とした提言を日本感染症学会が18日までにまとめた。
提言では「治療の基本は抗インフル薬の早期投与」と強調。飲み薬のタミフルは通常、成人の場合は1錠を1日2回、5日間服用するが、重症化の恐れがある場合は1回2錠、10日間と服用量と期間を増やす指針を示した。点滴薬ラピアクタも有効とし、症状により投与回数を増やすべきだとしている。
一方、リレンザなどの吸入薬は、肺炎を起こしている場合の有効性が不明だとして、使用を控えるよう求めた。
H7N9型の特徴として「発症例は重篤な経過をたどり、死亡率は20%前後と高い」と分析。「現時点で持続的な人から人への感染は確認されていないが、パンデミック(世界的な大流行)に至る可能性はゼロではない」と注意を呼び掛け、早期治療ができる医療体制を各地に構築するよう提案した。
提言は、学会のホームページに掲載されている。(山陽)
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