Tuesday, June 04, 2013

原発事故、魚からの被ばく低水準米大学チームが発表


東京電力福島第1原発事故で放出された放射性セシウムを含む魚介類を食べて起きる日本人の内部被ばくは、年間0・032ミリシーベルトと低いレベルにとどまるとする研究結果を、米ストーニーブルック大のチームが米科学アカデミー紀要電子版に3日発表した。  単純比較はできないが、自然界で生成されて魚に多く含まれる放射性ポロニウムの数十分の1の水準。チームのニコラス・フィッシャー教授は「“安全”という言葉は使えないが、がんを引き起こすレベルに比べてはるかに低いと言うことはできる」としている。  チームは、原発事故後にマグロなどの魚介類や海水中から検出されたセシウム134と137の濃度を分析。市場に流通している魚介類を日本人の大人が1年間に約57キロ食べると想定し、体内に取り込まれる2種類のセシウムによる被ばくを計0・032ミリシーベルトと推計した。同じ食事に含まれる自然放射性物質のポロニウム210の影響は1・31ミリシーベルト、カリウム40は0・029ミリシーベルトだった。  日本から離れた海域で取れる魚を消費し、摂取量も少ない米国人のセシウムによる被ばくは、日本人の約40分の1だった。自然放射線などを除いた一般人の年間被ばく限度は1ミリシーベルト。(山陽)

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