国連食糧農業機関(FAO)は4日、栄養の不足や過多により、生産性が落ちたり医療費が増大したりするなどして、世界全体の国内総生産(GDP)の約5%が毎年失われているとする報告書を発表した。金額にして3兆5千億ドル(約350兆円)で、ドイツの年間GDPに匹敵するという。
報告書によると、世界の子ども(5歳未満)の25・7%は栄養問題に絡む発育障害を抱え、30・7%はビタミンAが欠乏。また世界の約20億人がビタミンやミネラルなどの欠乏に苦しんでいる。一方で約14億人が太り気味で、うち約5億人が肥満だという。
報告書は各国政府に、栄養価の高いマメ科植物や野菜などの生産性向上につながる農業政策や、消費者に対する教育と情報提供の拡充を促した。(山陽)
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