放射線影響研究所(放影研、広島市・長崎市)は4日、広島と長崎の被爆者の健康を追跡調査した結果、被爆から56年後の2001年時点でも、被爆していない人に比べて白血病にかかるリスクが約2倍残ることが判明したと発表した。
調査は1950~01年に被爆者約9万4千人を追跡調査、1215人に白血病やリンパ腫などの悪性血液疾患が見られた。これを統計的に処理し、うち94人を「放射線被ばくと関連して発症した」と推定した。その数値を使い、被爆者の血液疾患にかかりやすくなる危険性を分析した。
その結果、被爆から5年後には被爆していない人に比べて約50倍だった白血病発症リスクは、時間の経過とともに大きく低下し、56年後には約2倍に。他の血液疾患ではリスクの上昇は見られなかった。(山陽)
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