兵庫県は21日、神戸市須磨区の県立こども病院で、入院中の生後1カ月の乳児に誤って規定量の10倍の濃度の抗生剤を投与し、右足の指3本を壊死させる医療事故を起こしたと発表した。乳児は女の子で足の指3本を切断、将来歩行に影響が出る可能性もあるという。
県病院局によると、乳児は先天性の心臓疾患で入院。6月28日、発熱を抑えるため、担当の30代の女性医師が指示し、20代の女性看護師が抗生剤を点滴用の水で薄め、医師がかかとの上あたりに点滴で投与を始めた。
その後、点滴が詰まっていることを知らせるアラームが鳴り、異常に気付いた。濃度が高かったために血管が炎症を起こして詰まり、抗生剤が血管外の皮下に漏れ出すなどして、足指の血流が悪くなり、壊死したとみられる。
病院は8月6日、右足の中指の第1関節から先と薬指と小指を切断した。抗生剤の濃度を誤った経緯については、医師と看護師で話が食い違っているという。(山陽)
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