神戸市民病院機構は9日、市立医療センター中央市民病院で、B型肝炎ウイルスに感染していた60代の男性に抗がん剤を投与した際に、医師が必要な血液検査を怠り、男性が劇症肝炎を発症して死亡したと発表した。
感染者が抗がん剤などの化学療法を受けると、免疫力が低下してB型肝炎ウイルスが再活性化し、肝炎を発症する恐れがある。
このため、厚生労働省のガイドラインは、化学療法と並行して血中のウイルス量を検査し、異常があった場合は薬を投与するよう定めている。
同機構によると、男性は昨年5月に悪性リンパ腫の治療で入院し、同9月まで化学療法を継続。男性は治療前のB型肝炎ウイルス検査で陽性だったにもかかわらず、担当した30代の男性医師が陰性と勘違いし、その後の血液検査を怠っていたという。
男性はことし4月に肝炎を発症し、6月に死亡した。
同機構は「B型肝炎の検査結果を一目で判別できるよう電子カルテを改良し、再発を防止する」としている。(山陽)
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