Saturday, November 30, 2013

東北地方に医学部新設へ 15年にも、復興支援で特例


下村博文文部科学相は29日の記者会見で、東北地方の大学1校に医学部新設を認めると明らかにした。早ければ2015年春に開設させる。医学部が新設されれば1979年の琉球大以来、36年ぶり。今回は復興支援として特例的に認可し、東北以外での新設は認めない。大学は今後選定する。  文科省はこれまで、医師数が過剰に増えることを防ぐため、大学などの設置認可基準で、医学部の新設を認めないと明示していた。  来年5月まで新設構想を受け付け、有識者の意見を踏まえ同6月に1校の構想を採択する。開設が15年春に間に合わない可能性もあるが、新設の審査の中で開設時期を遅らせることも認める。  文科省によると、新設する医学部は、災害医療や放射線からの健康管理など東北の復興に貢献するような医師を養成するのが条件。教員や付属病院の医師と看護師を周辺地域から引き抜かないことを求める。  また、卒業後に東北に残ることを条件にした奨学金を設定するなど卒業生が東北の医療を支える仕組みを要請。医学部を設置するには600床以上の付属病院が必要だが、病床数や医師数などの基準を緩和することも検討している。  東北で既に医学部新設を表明しているのは、東北福祉大(仙台市)と東北薬科大(同)の2校。  宮城県の村井嘉浩知事らが、医師不足解消のため東北への新設を国に要望しており、安倍晋三首相が下村氏に検討を指示していた。(山陽)

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