政府は25日、現在は特例で1割に据え置いている70~74歳の医療費窓口負担を、来年4月から順次2割へ引き上げる方針を決めた。26日の自民党厚生労働部会に、引き上げに伴い必要となるシステム改修費を2013年度補正予算案に計上する対応策を示す。来月上旬をめどに決定する経済対策にも盛り込む見通しだ。
新たに70歳になる人が対象で、5年間かけて特例を廃止する。70~74歳の窓口負担は法律上2割だが、毎年約2千億円を補正予算で手当てし、1割を維持してきた。政府は、現役世代との公平性の観点から見直しが必要と判断した。
窓口負担は69歳までは原則3割。厚労省の推計では、見直しにより70~74歳の1人当たり自己負担額は、現在の年4万5千円から年7万4千円になる。
見直し方針は、今国会で審議中の社会保障改革に関するプログラム法案にも盛り込まれている。
政府は、医療費の負担が過大にならないよう上限を設けた「高額療養費制度」の見直しも、15年1月から実施する。
所得に応じてきめ細かく区分を設け、69歳までの年収210万円以上、370万円未満の人は上限を現行の月額約8万円から約5万8千円に下げる。年収770万円以上の高所得者は現行の約15万円を二つに区分し、約17万円と約25万円に引き上げる。(山陽)
0 Comments:
Post a Comment
<< Home