東日本大震災の医療現場で起きたことを探り、今後の災害医療に生かそうと、慶応大の医療系3学部(医学部、看護医療学部、薬学部)の学生有志が報告書「私たちが災害時にできること」を出版した。
昨年3月から12月にかけ、50人以上の学生が被災地の医師や看護師、薬剤師のほか、医療関係者を現地に送り出す「後方支援」をした神戸大医学部付属病院、放射線医学総合研究所や医療団体の関係者にインタビュー。業種を横断し、多角的にとらえた貴重な証言集になっている。
企画・編集責任者を務めた薬学部4年の桐山純奈さん(21)は、岩手県立釜石病院や宮城県薬剤師会、日本赤十字社、災害派遣医療チーム(DMAT)の関係者ら10人以上から取材した。「災害時の活動は、日ごろの備えや勉強の積み重ねがあってこそ、と痛感した」
登場する関係者は「町民に寄り添う」(宮城県・女川町地域医療センターの医師)、「どのような状況に置かれても自分ができることを考える」(宮城県南三陸町・公立志津川病院の看護師)など。(山陽)
0 Comments:
Post a Comment
<< Home