Monday, September 17, 2012

エチゼンクラゲ


夏から秋にかけて日本海に現れる大型のエチゼンクラゲが3年ぶりに大量発生する可能性があることが、独立行政法人水産総合研究センター日本海区水産研究所(新潟市)などの調査でわかった。  8月下旬から長崎、島根、京都沖などで目撃情報が相次ぎ、今月6日には福井市でも2匹が定置網にかかった。漁業被害をもたらす恐れもあり、福井県は13日に開いた対策会議で、漁業者らに注意と情報共有を呼びかけた。  同研究所によると、7月に東シナ海でエチゼンクラゲの集団を確認した。100平方メートル当たり最大0・44匹で、昨年の最大値の約9倍だった。対馬諸島周辺や島根県の隠岐島周辺では8月下旬に現れ、定置網に100~200匹入ることもあったという。  県水産課によると、前回大発生した2009年は、県内では9月中旬に定置網に100~1万匹が、島根県でも5000匹以上が入り込むほど。東シナ海での100平方メートル当たりの数は最大2・29匹で、今年の約5倍にあたる。漁網が破れたり、捕獲した魚を傷つけたりし、漁業被害は全国で110億円に上った。  過去の大発生に比べると、今年はまだ少ないが、日本海にエチゼンクラゲが出現するピークは10、11月。同研究所の加藤修・資源環境部長は「これから増える可能性もあり、警戒が必要」と話している。  福井市内で13日に開かれた対策会議では、県漁連が定置網に魚を引き込む「垣網」の目を粗くしてクラゲが引っかからないようにする対策などを発表。県はエチゼンクラゲによって壊れた網の修繕費の一部を補助する制度があることを紹介した。(原典子、井上敬雄)(読売)

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