茨城県茨城町の国立病院機構水戸医療センター(500床)で手術を受けた男性患者の鼻の奥に、医療用ガーゼが19年間にわたり放置されていたことが10日、情報公開請求で開示された医療事故報告書と病院関係者への取材で分かった。
当時のカルテなどは既に残っておらず、手術の詳しい経緯、その後の状況は不明。病院側は、個別の医療事故について「コメントできない」としている。
病院関係者や医療事故報告書によると、男性患者は1991年、同センターで鼻などの手術を受けた。2010年1月、強い痛みを感じて別の病院で検査し、ガーゼの一部が見つかった。
同センターでは08年からの5年間で51件の医療事故があり、10年1月には60代の男性が胃の一部を切除する手術で腹部にガーゼが残され、数日後に摘出手術を受けていたことも判明。いずれも患者が死亡する医療事故ではないとして、公表していなかった。
同センターは救急科を含む29診療科を持つ総合病院で、県知事から「地域医療支援病院」の承認を受けている。(山陽)
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